お母さんならではのアイデアが満載
エコゴコロあふれるやさしい住まい
- 三鷹市
- 宇野様
考えたのは子どものこと
次世代の環境のこと
「子どもが大きくなったとき、環境を少しでもいい形で残してあげたい。そう考えると自然に答えは出ていましたね」
今回ご紹介するのは、そんな想いから徹底的にエコにこだわった家づくりを実現された三鷹市にお住まいの宇野さんファミリー。お母さんの愛情がたっぷり詰まった、家族にも環境にもやさしい住まいです。
ふたを開けてみたら、
お財布にもやさしくて(笑)
「とはいえ、最初からエコにこだわっていたわけではないんです。担当だった設計の方の熱意に引き込まれるような感じで(笑)。『そうなんだ、なるほど!』と思って。補助金制度も利用できて、時期的にはいいチャンスだったかなと思いますね」
近年増えつつあるエコ住宅ですが、宇野様のお宅のエコ度はなかでもピカイチ!都市ガスで発電と給湯の両方を確保し、エネルギーとCO2排出量の削減をめざす「エコウィル」システムのほか、高断熱・高気密工法の「フォームライトSL」を採用するなど、最先端のエコ工法がぎっしりと詰まっています。
「実際に住んでみて、本当に快適なので驚いてます。かなり陽が当たるんですが、真夏の暑い日でもモワッとした空気がこもらないんです。外出先から帰ってきて慌ててエアコンを入れる、ということがなくなりましたね。窓もいい位置にあるのか、スーッと気持ちのよい風が抜けていきます」
お宅に伺ったのはまだ残暑厳しい9月、それでも日差したっぷりのリビングで心地よさを感じるのはなるほどエコの恩恵?! 実はこのエコ効果、お財布にもすこぶるやさしいのだとか。
「真夏の1カ月、普通にクーラーを使うこともありましたし、お風呂ももちろん毎日使っていたんですが、以前住んでいた3LDKのマンションの時よりも電気代・ガス代が4、5千円も安くなったのには驚きました。一人暮らしの母親の家よりも安くって(笑)。床暖房も入っているので、今年の冬はどれぐらい節約できるんだろうって、ちょっぴり楽しみなんです」
家族全員が自然体で暮らせる
理想のわが家
家づくりにあたっては、奥さまの要望をもとに細部を詰め「理想のわが家」へと近づけていったそうです。
「主人からは『自分の部屋があればいい』という本当にシンプルなリクエストだけだったので、その分いろいろと考えましたね(笑)。主人の洋服を収納するウォークインクローゼットもあったほうがいいかなとか。最終的に2階の一番風通しの良い場所に主人の部屋を作っていただきました。
基本的には設計の担当の方におまかせしたんですが、他の建売の物件を見ていた時に『ここがもっとこうだったらいいな』と思うポイントだけはしっかりと伝えましたね。LDKと水回りは1階にしてほしいとか、当初お風呂の洗い場が子どもと入るには小さかったので、大きくしてもらったり。いろいろと気持ちよく、いい提案をいただいて、自分でも納得できる住まいになりました」
他にも宇野さん邸には、奥さまならではのユニークなこだわりも。「主人と子どもの生活する時間帯が違うので、お互いのペースを守れるよう、壁と壁の間に収納スペースを設けるなど『音』で生活リズムを妨げないよう工夫しました。『家族みんなが自分のリズムで暮らせる家に』そんな希望にもしっかり応えていただきました」
まさに毎日の生活に根ざしたアイデア。これも「お母さん」らしい視点なのかもしれません。
「家づくりってあれもこれも全部っていうのは難しいと思うんです。うちは男の子なんで、大きくなったら親と接する機会も減っていくんだろうなと思って、本当は2階に上がる階段だけはLDKからオープンにしたかったんですが、そこは最後の最後で諦めました(笑)。でも、こういった取捨選択も自分で納得してできるというのが、家づくりの魅力なんだなと思いますね」
ゆくゆくは太陽光発電パネルも取り入れたいと笑顔で語る宇野さん。「パネルが設置できるよう、実はすでに取り付けられるような屋根にしてもらってるんです」家族と環境–両方の将来を見据えた、まさに進化するエコの家。あたたかいまなざしから生まれた、心地よい空間です。